“J2上位対決”はスコアレスドロー 4位・横浜FC、ホームで5位・水戸に勝ち切れず

横浜FCのFW斉藤光毅【写真:高橋 学】
横浜FCのFW斉藤光毅【写真:高橋 学】

序盤から横浜FCがペースを握るも、ゴールネットを揺らせないまま試合終了

 J2横浜FCは10日、リーグ第27節で水戸ホーリーホックと対戦した。試合前の時点で両チームの順位は4位と5位。J1昇格を争うチーム同士の上位対決となったなか、互いに最後まで得点を奪えず0-0で試合を終えた。

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 先にペースを握ったのはホームの横浜FC。特に右サイドではMF中山克広とDF北爪健吾が良好な連係からアグレッシブな攻撃を見せ、幾度となくペナルティーエリア内に侵入していく。トップ下のU-20日本代表MF斉藤光毅も突破力を随所で発揮し、水戸DF陣に脅威を与えていた。水戸にアタッキングサードを攻略させず、完全に優位を保っていた横浜FCだが、無得点のまま前半は終了した。

 ハーフタイムを挟んで迎えた後半も、横浜FCの優勢は変わらない。ボランチのMF田代真一がディフェンスラインの中央に降り、数的優位で進めるビルドアップで前進。攻守の切り替えも早く、水戸に反撃の糸口をつかませずに試合を進めていった。

 横浜FCがビッグチャンスを迎えたのは後半22分。右サイドを破った北爪のクロスにFWイバが合わせてクロスバーを叩くと、直後にも波状攻撃からDF武田英二郎が左足で上げたクロスに斉藤光がフリーでヘディング。しかし叩きつけたシュートは大きく跳ね上がり、バーを越えていった。

 すると後半24分、今度は水戸にも決定機が生まれる。パスワークから横浜FCの守備を細かく崩すと、1分前に投入されたばかりのFW清水慎太郎が右足でシュート。しかし、これはゴールの左に逸れていった。さらに同28分、横浜FCにビルドアップのミスが連続し、DFカルフィン・ヨン・ア・ピンのクリアミスからU-22日本代表FW小川航基が決定的なシュートを放ったが、ゴールの枠を捉えられなかった。

 終盤が近づいてにわかに得点の可能性を感じさせる展開となったものの、その後も互いにネットを揺らすことはできず、0-0のまま試合終了。特に試合の大半でリズムをつかんでいたホームの横浜FCにとっては、痛恨のスコアレスドローとなった。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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