浦和痛恨 エース興梠がチャンピオンシップ準決勝G大阪戦を首の故障で欠場危機

ペトロヴィッチ監督が会見で嘆き節 「広島戦に向けて準備をすべきだと考えている」

 Jリーグチャンピオンシップ準決勝のG大阪戦に向け、浦和のミハイロ・ペトロヴィッチ監督が27日に試合前日の記者会見に臨んだ。指揮官は、エースFW興梠慎三の欠場を示唆した。

 浦和はリーグ終盤戦で負傷者が相次いだ。DF那須大亮、DF森脇良太はそれぞれ負傷から復帰し、「今週も良いトレーニングができている」と、スタメン出場に問題が無いことを強調した。一方で、興梠の状態に関する質問には表情を曇らせた。

「(興梠)慎三は首を怪我している。以前から持っていた負傷ではあるが、そこを再度痛めてしまった。神経などに関わるので判断は難しいが、彼は今週それほどトレーニングができていない。彼はこのチャンピオンシップのファイナル(広島戦)に向けて準備をすべきだと考えている」

 興梠は21日のトレーニング中、紅白戦での接触プレーで首を痛めて翌日の神戸戦を欠場していた。26日のトレーニングでは全体練習に部分合流していたが、コンディションが万全ではないという判断に至った模様だ。今季リーグ戦12得点で日本代表にも今年復帰したエースの欠場は浦和にとって大きな痛手だが、FWズラタンや最終節の神戸戦で4得点に絡んだFW李忠成の奮起が期待される。

 

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