「太りすぎは許されない」 マンU黄金期のOB、インテル移籍のルカクを痛烈批判
ギャリー・ネビル氏が「彼は本当に良い選手」とインテルでの活躍を予想も…
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏は、移籍市場最終日に移籍が成立したベルギー代表FWロメル・ルカクに対し、ユナイテッドでプレーしている期間の体重に関するプロ意識が欠如していたと指摘。太りすぎは「許されない」と非難した。英紙「デイリー・メール」が報じている。
イングランドの移籍市場最終日、ユナイテッドに所属するルカクは、1200万ポンドのボーナスを含む7200万ポンド(約92億円)の移籍金でセリエAのインテルに移籍することが決まった。今週に入ってからはチームの練習を欠席しており、木曜日にメディカルチェックを受けたうえで5年間の契約にサインするに至っている。
ユナイテッド時代は慢性的な足首の怪我に悩まされて、インパクトのある活躍を見せることができなかったルカクだが、ユナイテッドのレジェンドであるネビル氏は100キロを超える体重が要因だと説明。「彼は本当に良い選手だと思う。彼は多くのゴールを決め、インテルで上手くやることだろう」としたうえで、選手として太りすぎることはあってはならないと警告を送った。
「私にとって太りすぎているという選手は許されない。ひどいプレーをしたり、ゴールチャンスでシュートをミスしたり、悪いクロスを上げたり、フットボールなのでミスからゴールを与えてしまうこともある。だけど、太りすぎることはできない。
フィットできないという言い訳はしないよ。(現役時代の)我々は決して太りすぎではなく、体調不良や準備不足というものだった。どうやって体重を超過できると言うんだい?」
最後には「とにかく彼はここにいたくなかった。ルカクは自分が太っていることを認め、疑いをすべて取り除いたに過ぎないよ」と痛烈な批判を展開したネビル氏。ルカクはインテルに移籍後、どんなパフォーマンスを見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)