香川真司の加入は「インパクトある契約」 サラゴサ地元紙、“昇格の切り札”として期待
念願のスペイン移籍を果たし笑顔で初練習
日本代表MF香川真司は2019-20シーズン、リーガ・エスパニョーラ2部のレアル・サラゴサへの加入を決断した。自身にとって念願だったと言われるスペインで初めてのプレーとなるが、早速現地メディアからは期待を寄せられているようだ。
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サラゴサの地元紙である「エラルド・デ・アラゴン」は、お膝元のクラブであるレアル・サラゴサの記事も充実しているが、現地時間9日に加入した香川についていち早く報道。その日の練習に参加した様子を「トレーニング前と同じように笑顔を見せていた」と紹介。また、今後の展望についてこのように記している。
「カガワはすでにサラゴサのフットボーラーとして生活している。監督のビクトル・フェルナンデスは土曜日(10日)に行われるトゥデラーノとの親善試合の招集リストに彼を含めていないため、デビューへの準備はできていない。しかし、彼自身は新たなるチームにすでに関わっている」
また記事では、ドイツ語を話せるスイス人DFシモーネ・グリッポがコミュニケーション相手となっており、トレーニング前にはクラブを訪れたメディアの前で「ここにいられることを幸せに思います。すべてはレアル・サラゴサのために。1部復帰のために僕らは戦っていきます」と、香川がスペイン語で語った様子も紹介されている。
「サラゴサにとってインパクトのある契約」とも表現されている香川の加入。2012-13シーズン以来、リーガ1部の舞台から離れているサラゴサは、昇格の切り札として香川にかける期待は大きいようだ。
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