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久保建英の「未来」をレアルが“熟考中” 現地紙「トップで機能した事実があるなかで…」
移籍ならバジャドリード“一択” カスティージャのテネリフェ戦でプレー予定
日本代表MF久保建英はレアル・マドリードのプレシーズンにおいて鮮烈なプレーを見せ、今後の去就に注目が集まっている。Bチームにあたるカスティージャでのプレーとともに有力視されているのは、リーガ・エスパニョーラ1部バジャドリードへの期限付き移籍だが、スペイン紙「マルカ」は「クボの未来はまだ決まっていない」と報じている。
同紙によると「タケ・クボは焦ることはない。もし今季チームを離れる場合、若き才能に対するオファーは多いが、バジャドリードへの移籍だけが考慮されている。ただし(本拠地である)サンチャゴ・ベルナベウでは今季のタケの処遇について、確固たる決定事項はまだない」と、決断を下すには至っていないという。
「今週水曜日のアルコルコン戦(3-0)の勝利では、ロドリゴとともにカスティージャでのデビューを飾った。そしてトップチームでも機能したという事実があるなかで、彼は今週末、テネリフェとのテストマッチに臨む予定となっている」
現時点では、ラウール・ゴンザレス監督率いるカスティージャの選手であることを強調している。ただし「タケはサッカー選手として成長し続けている。18歳となった今もなお日本人アタッカーは発展途上のプロセスにあり、大いなる第一歩を踏み出す前に、ラウールの手元で成長を続けている可能性も否定できない」と、セグンダB(スペイン3部)でプレーさせ、まずはじっくりと育てていく方針も選択肢にあることを示唆している。
リーガ1部の開幕は来週末、その翌週にセグンダBの戦いが幕を開ける。久保がどちらの舞台で戦うのか――。クラブはギリギリまで頭をひねることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)