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R・カルロス、伝説の“40m超変化球弾”彷彿に同胞感嘆 「簡単そうなくらい美しい」
1997年のフランス戦で決めた超絶FK弾の軌道を再現 ヴィニシウスもすかさず反応
元ブラジル代表DFロベルト・カルロスが自身の公式インスタグラムを更新。“悪魔の左足”の異名をとったレフティーの代表作として知られる、“40m超変化球FK弾”を再現するかのように軌道を再現し、同胞からも「簡単そうなくらい美しく見える」などと反響を呼んでいる。
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R・カルロスは公園と思わしきグラウンドで、ゴール正面にボールをセット。ゴールマウスには元ポルトガル代表GKビトール・バイーアが立ちはだかったなかで左足を振り抜くと、枠を大きく外れたと思われたボールがブーメランのように急激に曲がって枠内に戻り、そのままネットに吸い込まれていった。
この軌道で思い出されるのが、1997年にフランスでプレワールドカップとして開催された大会“トゥルノワ・ドゥ・フランス”。ブラジル代表の一員としてフランス戦に出場したR・カルロスの左足から、まさに伝説級の一撃が生まれた。
ブラジルが敵陣中央約40メートルの位置でFKを獲得。フランス代表の4人が壁として目の前に立ち、現在レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン、現フランス代表監督のディディエ・デシャンらがキックの阻止にかかった。
長い助走を取ったR・カルロスは、独特の小刻みなステップから一気に加速すると、左足のアウトサイドに引っ掛けて一閃。壁の横をすり抜けたボールはそこからあり得ない弧を描いて急激に変化。シュートはポストをかすめてネットに吸い込まれ、フランスの名GKファビアン・バルテズは意表を突かれて動けなかった。
デジャブかのような一撃に、レアル・マドリードの後輩にあたる同胞のFWヴィニシウス・ジュニオールは「簡単そうなくらい美しく見える。ハハハ」と感嘆。元アイルランド代表FWロビー・キーン、元オーストラリア代表FWティム・ケイヒル、元ポルトガル代表MFデコら各国のレジェンドも絵文字で反応している。
今年4月に46歳となったR・カルロスだが、悪魔の左足は衰えを知らないようだ。