クロップ監督、継続路線での新シーズンに自信 「伸びしろのある若手が揃っている」
今夏は大型補強を回避したリバプール チームの維持を優先して覇権奪還へ
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、今夏の移籍市場で最小限の補強に抑える決断を下した。移籍市場最終日も静観したクロップ監督は「このチームで継続することが理にかなっていることを証明しなければならない」と新シーズン開幕に向けて意気込みを語っている。
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昨季のリバプールは、プレミアリーグこそ2位で終えたものの、UEFAチャンピオンズリーグを制する偉業を達成した。ただ、新シーズンに向けて新たな選手を獲得するかと思われたが、クロップ監督は現状のチームの維持を優先。よりチームの成熟度を高めることでマンチェスター・シティの3連覇を阻み、リーグ優勝を果たそうと意気込んでいる。
リーグ全体を通しても年齢層の低いチームを率いるクロップ監督は「このチームで継続することが理にかなっていることを証明しなければならない」と主張。「誰かと契約したいからといってサインすることはできない。このチームは伸びしろのある若手が揃っている」とチームの成長を信じていることを明かした。
「我々に何ができるのかを認識したうえで、(移籍に関する)決断を下さなければならない。選手と契約するのなら、正しい選手である必要がある。シーズン中に起こり得る問題を解決できる選手がいるのなら獲得したかもしれないが、適正価格ではいなかった。いつも通りのことだよ」
補強こそ最小限に留めたものの、リバプールは多くの負傷者が新シーズンでは復帰すると見られている。若手にも期待を懸けるクロップ監督は、新シーズンもリバプールでタイトルを獲得できるのか。注目のシーズンが始まろうとしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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