ドルトムント指揮官がELでPK献上の主将を擁護 「彼に対して事実と異なる批判もある」

クラスノダール戦も失点に絡んだフンメルス

 トーマス・トゥヘル監督率いるドルトムントは、26日に行なわれたUEFAヨーロッパリーグ(EL)のクラスノダール戦に0-1で敗れた。今季、公式戦24戦目にして初の無得点試合となり、6日前のブンデスリーガ第13節ハンブルガーSV戦から連敗となったが「後半のパフォーマンスはとても、とても良かった」と振り返った。「結果は矛盾したものだった」と悔しさも露わにしたが、主力を温存しながらの一戦にも手応えを感じている様子だった。

 この試合では、前半開始から1分足らずでセンターバックのDFマッツ・フンメルスがエリア内でファールを犯し、PKを献上してしまった。26歳のドイツ代表DFは、このところのプレーの不安定さを指摘され批判も浴びていた。しかし、指揮官は守備だけでなく、正確なパスで攻撃面でも貢献したチームの主将を擁護していた。

「彼は今日の試合スランプだったかもしれない。でも開始35秒で終わったことだ。マッツは存在感を示し、何度もボールを奪っていた。見ている限り、彼はとてもよく集中していたし、全体的に素晴らしいパフォーマンスだった。彼に対しては事実とは異なる批判もあるが、うまく対応している」

 トゥヘル監督は、後半に立て直しを見せたチーム全体の出来についても「後半開始から94分まではとても、とても素晴らしいパフォーマンスだった。ハードワークし、プレスをかけ、ボールを奪い返した」と高く評価した。

 

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