「これほど揺れるとは…」 D・ルイス、30mの無回転FK弾に再脚光「アーセナルの武器に」
チェルシーのライバルであるアーセナルに加入したD・ルイス
ブラジル代表DFダビド・ルイスは現地時間8日、チェルシーからアーセナルへと完全移籍を果たした。ロンドンに拠点を置く“ビッグ6”のライバルチームへと加入することになったが、この移籍を受け、FIFAワールドカップ(W杯)公式インスタグラムはかつてD・ルイスが決めた衝撃の直接FK弾に再び脚光を当てている。
2016年にパリ・サンジェルマン(PSG)からチェルシーに復帰したD・ルイスは、最終ラインを統率するディフェンスリーダーとして16-17シーズンのプレミアリーグ制覇、昨季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝に貢献した。しかし、フランク・ランパード監督はD・ルイスを主力で起用しない方針を固めていると伝えられていた。
一方、アーセナルは元フランス代表DFローラン・コシエルニーがボルドーに移籍したため、後釜となるセンターバック(CB)の獲得が急務となっていた。出場機会を求めるD・ルイスとの利害が一致し、急転直下でライバル間での移籍が実現した。
W杯公式インスタグラムはアーセナル移籍を受け、「2014年にルイスが決めたスペクタクルなゴールを覚えているか?」と文章を添え、ブラジルW杯準々決勝のコロンビア戦で約30メートルの距離から激しくブレる無回転FK弾を突き刺す動画を公開した。
コメント欄では「これはまさに魔法の瞬間だった」「絶対的なレーザー弾」「これほど揺れるとは…」「なんてフィニッシュなんだ!」「アーセナルの武器になる」「素晴らしく美しい一撃」とファンの間でも反響を呼んでいた。今年で32歳とベテランの域に差し掛かっているD・ルイスだが、アーセナルでも守備面だけでなく攻撃面でも存在感を発揮できるはずだ。
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