驚愕の1500億円超! グアルディオラ、監督人生での“移籍金総額”をスペイン紙算出
移籍金最高額は今夏獲得のMFロドリ ポジション別ではDFに最も投資
プレミアリーグは現地時間8日に今夏の移籍市場を終えたが、昨季のリーグ優勝クラブであるマンチェスター・シティは最終日にユベントスからポルトガル代表DFジョアン・カンセロを6000万ユーロ(約71億円)で獲得。2019-20シーズン開幕前の補強を締めくくった。そんななか、スペイン紙「マルカ」はシティのジョゼップ・グアルディオラ監督がこれまで補強に費やした移籍金の総額を考察している。
グアルディオラ監督はこれまでバルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、シティを率いており、今季が監督キャリア11シーズン目となる。その間の通算獲得選手数は59名、移籍金合計は13億790万ユーロ(約1552億円)と莫大なものになっている。
そのなかで移籍金が最高額となっているのは、今夏にアトレチコ・マドリードから獲得したスペイン代表MFロドリで、7000万ユーロ(約83億円)となっている。続いて2位がバルセロナ時代の09年にインテル・ミラノから補強した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチで6950万ユーロ(約82億円)、3位が昨夏、レスターから獲得したアルジェリア代表FWリヤド・マフレズで6780万ユーロ(約80億円)である。
ポジション別の移籍金合計を見てみると、DF陣が5億1310万ユーロ(約609億円)でトップ。続いてFW陣が3億8550万ユーロ(約458億円)、MF陣が3億2660万ユーロ(約388億円)、GK陣が7760万ユーロ(約92億円)となっている。どのクラブも攻撃陣に資金を投入することが多いが、グアルディオラは守備陣の補強に最も力を入れているという、珍しい結果となった。
そのDF陣の移籍金最高額トップは17年にアスレチック・ビルバオから獲得したフランス人DFアイメリク・ラポルテで6500万ユーロ(約77億円)。続いて2位が17年にモナコから入団したフランス代表DFバンジャマン・メンディで5750万ユーロ(約68億円)、3位が16年にエバートンから獲得したイングランド代表DFジョン・ストーンズで5560万ユーロ(約66億円)となっている。また、同じく守備陣のGKトップは17年に加入したブラジル代表GKエデルソンで4000万ユーロ(約47億円)とのことだ。