南野らを「置き去りにした」 アザールの圧巻カットイン弾の反響拡大「リーガを破壊する」
新エースのアザールが待望の移籍後初ゴール 「アザールの時代がやってきた」
レアル・マドリードは現地時間7日、プレシーズンマッチで日本代表MF南野拓実の在籍するオーストリア名門ザルツブルクと対戦し、1-0で勝利を収めた。今夏に加入したベルギー代表MFエデン・アザールの待望の初ゴールが決勝点となったが、南野を含む相手選手2人を置き去りにするカットイン弾の反響が拡大している。
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今夏に日本代表MF久保建英が移籍したことが世界でも話題を呼んだが、最も注目を集めたのは、やはり新たな“チームの顔”として1億3000万ポンド(約167億円)でレアルに加入したアザールだ。しかし、プレシーズンはライバルのアトレチコ・マドリードに7失点の完敗を喫したことを含め、厳しい結果が続いていた。
アザールも体重7キロ増のコンディションでキャンプインしたことが物議を醸していたが、ザルツブルク戦ではようやくその本領を発揮することになった。自陣からのカウンターの場面、左サイドに抜け出したアザールが守備に戻った南野と敵陣ペナルティーエリアでマッチアップすると、切れ味鋭いカットインで置き去りに。さらに、もう1人の相手選手を軽妙にかわすと、右足を一閃。ゴール右に突き刺し、移籍後初ゴールを記録した。
クラブ公式インスタグラムはアザールのゴール動画を公開すると、コメント欄では「アザールはリーガを破壊するだろう」「アザールの時代がやってきた」「魔法使いの到来」「対峙した選手に無慈悲」「なんてフィニッシュなんだ!」とファンから反響が寄せられていた。
また、英紙「ザ・サン」も「相手選手2人を置き去りにした」と取り上げ、アザールがチェルシーで披露していた実力をレアルでも発揮し始めたことを伝えている。昨季失意のシーズンを過ごした“白い巨人”を立て直す重要な役割を託されることになるアザールだが、ファンに希望を持たせるワンプレーとなったことは間違いなさそうだ。