プレミアリーグは「世界でベスト」 “経験者”の元英代表FWジェイが推奨する理由は?
「プレミアリーグが一番面白いのは、どんな相手でもどちらが勝つか最後まで分からない」
スペインのリーガ・エスパニョーラはテクニックが重視されるリーグと言われるのに対し、プレミアリーグは個々の能力やフィジカルの強さがフォーカスされることが多い。イタリアのセリエA(ペルージャ)でもプレーした経験を持つジェイは、「プレミアは世界でベストのリーグ」と言い切る。そんな彼が考える、プレミアリーグが他の欧州5大リーグと異なる点と、楽しむべきポイントとは――。
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「プレミアリーグはフィジカルの激しいリーグ。それが魅力にもなっているのは確かだね。他のリーグと違う点としては、試合の流れを大事にするから、レフェリーはそこまで厳しくないというか、細かい局面ではファウルをとらない傾向がある。フィジカルが目立ちがちだけど、もちろんテクニックを持った選手もたくさんいるよ。プレミアリーグが一番面白いところは、どんな相手でもどちらが勝つか最後まで分からない。みんな勝ちたい気持ちを強く持っているし、フィジカルな激しい戦いも満載だから、そこを見てもらえればより楽しめると思う」
世界最高峰のプレミアリーグで、果たして今年はどんなドラマが生まれるだろうか。
<Profile>
ジェイ
1982年5月7日生まれ、イングランド出身。北海道コンサドーレ札幌所属。190センチ・89キロ。アーセナルの下部組織出身で、2000年にコベントリーでプレミアデビュー。その後、ブラックバーン、チャールトン、QPRでプレミアの舞台を戦い、2部チャンピオンシップでも4クラブを渡り歩いた。10年にはイングランド代表にも選出。タイリーグを経て、15年から日本でプレー。札幌は今季で3シーズン目を迎える。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)