プレミアリーグは「世界でベスト」 “経験者”の元英代表FWジェイが推奨する理由は?

15-16シーズン、レスター“奇跡のプレミア優勝”に貢献したヴァーディ【写真:Getty Images】
15-16シーズン、レスター“奇跡のプレミア優勝”に貢献したヴァーディ【写真:Getty Images】

「1部と2部のギャップは大きい。そこもイングランドのリーグの厳しさでもある」

 イングランドのサッカーリーグは実質20部以上のカテゴリーを持つ大所帯だが、頂点のプレミアリーグと、それに次ぐチャンピオンシップの差は想像以上にあるという。

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「日本では、J1とJ2でそこまでギャップは大きくないと思う。J2から昇格して、次のシーズンにJ1で優勝するチームが今までにあったけど、イングランドではそれはあり得ない。それくらいギャップが大きいんだ。チャンピオンシップがつらいのは、必ず土曜日、水曜日の(試合の)流れが1年間続く。そして、昇格すれば大金を費やさないと戦えない。例えば、今年アストン・ビラがプレミアリーグに上がって、約1億ポンド(約129億円)は使っている。そうしなければ、またチャンピオンシップに逆戻りしてしまう。そこも、イングランドのリーグの厳しいところだね」

 一方で、日本代表FW岡崎慎司(マラガ)のかつての相棒として知られる元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディは、7部リーグでプレーしていた無名時代を経て、15-16シーズンにレスター・シティで“奇跡のプレミア優勝”を果たし、イングランド代表にも上り詰めた。アメリカン・ドリームならぬ、“ブリティッシュ・ドリーム”があるのも魅力の一つだろう。ジェイも「ヴァーディには感動した」と称賛の言葉を送る。

「ヴァーディはレスター・シティのプレースタイルとマッチしていたのが大きかった。もし他のビッグクラブへ行って、ポゼッションベースのサッカーをやっていたら、今ほどの活躍はできていなかったかもしれない。でも、彼は目の前に訪れたチャンスをしっかりとつかんだ。アマチュアからワールドカップまで駆け上がったのは相当凄いと思う」

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