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香川ら主力の温存策実らず ドルトムントがELクラスノダール戦で「歴史的な敗北」
猛攻実らずELで12年ぶりの敵地敗北 欧州カップ戦で最速のPK献上
ドルトムントは26日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第5節でクラスノダール(ロシア)と敵地で対戦。開始早々の失点が決勝点となり0-1で敗れて、今季のELで初黒星を喫した。ドルトムント公式サイトによれば、前身のUEFAカップ時代も含め、この大会のアウェーゲームで敗れたのは2003年11月27日のソショー(フランス)戦に0-4で敗れて以来、実に12年ぶりのことだという。また、トーマス・トゥヘル監督の下、公式戦24試合目にして初めて無得点で試合を終えた。この試合、日本代表MF香川真司は遠征に帯同せず、出場はなかった。
トゥヘル監督は香川に加え、MFロイス、オーバメヤンを遠征メンバーから外し、29日のリーグ第14節シュツットガルト戦に温存させる一方、GKビュルキ、DFギンター、ソクラティスもベンチスタートと主力6人を休ませた。
だが、このターンオーバー策は奏功しなかった。開始24秒で主将DFフンメルスがロングパスに抜け出したMFペレイラを倒してしまい、PKを献上してしまう。これをMFママエフがゴール中央に決めて、クラスノダールが開始2分に先制点を記録した。
失点後からドルトムントは、怒涛の反撃を見せた。前半8分にはFWラモスが相手GKの頭上を抜く浮き球のシュートを狙うが、ゴール手前で高く弾んだボールはバーを直撃し、ゴールはならなかった。その後も圧倒的にボールを支配しながら、相手ゴールに迫っていく。
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