マラガ岡崎は「ワクワクさせる」 絶妙な決勝アシストに現地紙評価「興味深い輝き」
親善試合メリリャ戦、絶妙な切り返しで相手を翻弄してブセフィアンの決勝点をお膳立て
スペイン2部マラガに移籍した日本代表FW岡崎慎司は、現地時間7日にプレシーズンマッチのメリリャ戦(1-0)で華麗な切り返しから決勝アシストをマーク。スペインメディアも「結果を残してワクワクさせる」と報じている。
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昨季限りでレスター・シティを退団した岡崎は、新天地を模索していたなかで7月30日にスペイン2部マラガへの移籍が決定。昨季2部で3位と昇格プレーオフに進出したチームはあと一歩のところで敗退したが、昇格のキーマンとして日本人ストライカーの獲得に踏み切った。
そんな岡崎が7日のメリリャ戦で先発出場。決定打を欠いていたチームだが、0-0で迎えた前半16分に岡崎が会場を沸かせる。
中盤から前線へ縦パスが入り、相手のペナルティーエリア手前でボールを受けた岡崎は、鋭い右足の切り返しで相手を翻弄。左から別の相手が寄せるなか、再び切り返してボールをキープすると、中央でフリーとなっていたFWヒシャム・ブセフィアンへラストパス。余裕をもってボールを受けたブセフィアンが流し込んだ。
この一撃が決勝弾となりマラガが1-0と勝利したなか、スペイン紙「マルカ」は「マラガが勝ち、岡崎は結果を残してワクワクさせる」と見出しを打ち、「3試合目で興味深い輝きを放った日本人アタッカーの名前を歌った」とレポート。試合が開催された山村のベナアビスに駆け付けたファンから、活躍した岡崎のチャントが起こったという。
マラガは選手登録が制限され、岡崎の処遇についても不透明な部分が現地メディアで報じられているが、当の岡崎はそのプレーで早くもファンの心をつかんでいるようだ。