ダンディーU指揮官が川島のハリルJ復帰への思いを代弁 「日本代表に戻りたがっている」
近くて遠い公式戦のピッチ
チーム練習に参加できない現状に指揮官は不満を呈している。
「彼はダンディーにいる。だが、クラブに来られないし、我々と共に練習もできない。なぜなら彼は雇用契約を求めているからだ。おかしな話だが、我々はすでに彼と契約すると決断している。彼は契約を求めている状態ではないのだ。書類が通った瞬間、我々は契約書にサインする。奇妙で全く理論的ではない。この状況がどんどん続いている。何週間もかかっていることに私は驚いている」
クラブハウスでトレーニングすらできない状態だという。パーテライネン監督は、さらに川島の気持ちを代弁する。
「これは政府の問題で何が起こるか様子を見なければいけない。書類は内務省にある。机の上の書類の山のどこかに紛れているのだろう。我々ができることは何もない。我々は待つしかない。すぐにビザが通ると信じている」
スコットランドプレミアリーグ最下位に低迷するダンディーU。辛苦の日々を送る川島の合流を指揮官は心待ちにしていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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