南野拓実も“餌食”… レアルDFラモス、残忍タックルが反響拡大「罪深きキック!」
ザルツブルクとの親善試合で開始早々に南野を強烈タックルで襲い、悶絶させる
オーストリア1部ザルツブルクは、現地時間7日にプレシーズンマッチでスペイン1部リーグのレアル・マドリードに0-1で惜敗した。先発出場した日本代表MF南野拓実は開始早々にレアルのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスから激しいタックルを受けて悶絶する場面があり、海外メディアも「汚いタックル」「罪深きキック」と伝えるなど反響が拡大している。
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南野は4-4-2の右MFとして先発したなか、前半2分に“洗礼”を浴びた。自陣エリアでボールを奪ったザルツブルクは速攻を仕掛けようと前方の南野へパス。ボールを受けた南野がそのまま前を向いてドリブルの体勢に入ったなか、猛然とダッシュして潰しにかかったのがレアルDFラモスだった。
南野が小刻みなタッチでかわしにかかるなか、置き去りにされそうになったラモスが体を投げ出してタックル。ラモスの右足裏が南野の右足首を直撃し、その勢いで南野は倒された。足を引きずる仕草を見せた南野に対して、ラモスはすぐさま近寄って謝罪している。
試合は前半19分、レアルのベルギー代表MFエデン・アザールが決勝弾。南野は前半を終えて交代し、後半からザルツブルクMF奥川雅也が出場したが、ザルツブルクは0-1と惜敗している。
オランダのテレビ番組「VTBL」は、「ラモスは汚いタックルでカードをもらわなかった」とレポート。ESPNコロンビア版「Balon Dividido」の公式ツイッターも、「罪深きキック! セルヒオ・ラモスにとっては親善試合ではじゃない。彼はとてつもない足裏タックルでライバルを打ち破った」と強烈なインパクトを残したことを伝えている。
2018年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝で、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーとのマッチアップで腕を巻き込んで背負い投げのように倒れ込み、脱臼させるなど武勇伝があとを絶たないラモスだが、南野も“餌食”の1人に仲間入りしてしまった。