久保建英、レアルB初先発を海外メディアは上々評価 「ハイクオリティーを見せた」
アルコルコン戦で右MFとしてプレー パスミスが散見も、随所に華麗なプレーを披露
日本代表MF久保建英はレアル・マドリードのBチームにあたるカスティージャに合流し、現地時間7日の2部アルコルコンとのプレシーズンマッチで先発出場。右MFに入ったなか、ミスもあったものの、随所に飛び出す華麗なプレーに海外メディアは「ハイクオリティーを見せた」と評価を与えている。
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今夏FC東京からレアルに移籍した久保は、北米遠征とアウディカップでトップチームに帯同。その間、5試合中4試合で途中出場していたが、トップチームのオーストリア遠征から外れてカスティージャに合流し、ラウール・ゴンザレス監督の下でデビューを飾った。
背番号「7」を背負った久保は4-4-2システムの右MFで初先発し、要所で顔を出してつなぎ役に徹したが、高い位置でプレーする機会は限られ、パスミスも散見。そのなかでチームは前半39分、相手守備陣のミスを突いてボールを奪い、久保と同じくトップチーム昇格を狙うFWロドリゴが流し込んでカスティージャが先制した。
前半終了間際には右サイドの仕掛けに関与し、解説も「ラブリーパス」と久保のプレーを称賛していた。カスティージャは後半3分に追加点を奪い、久保は後半25分に交代。チームは同37分にダメ押しの3点目を奪い、3-0で快勝している。
海外サッカーサイト「BeSoccer」は、「ラウールのカスティージャ、ロドリゴと久保がアルコルコンを圧倒」と見出しを打ち、「カスティージャはロドリゴ、(ミゲル・)バエザ、ペドロがアルコルコンに休息を与えなかった」とスコアラー3人に触れつつ、「久保建英もラウール・ゴンザレスの指令で初めてプレーし、ハイクオリティーを見せた」と伝えている。
スペイン1部バジャドリードへの期限付き移籍の噂も熱を帯びるなか、日本が世界に誇る18歳のレフティーは、今季どこでプレーすることになるのだろうか。