トッテナムMFエリクセン、マンU電撃移籍は消滅か 提示額103億円に届かず…
エリクセン、ポグバ、レアルの“三角関係”…交渉の進展は
プレミアリーグにおいて移籍マーケットのデッドラインが迫るなかで、トットナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンにはマンチェスター・ユナイテッドへの電撃移籍の可能性が急浮上していた。しかし、この移籍の可能性はすでに消滅したようだ。英紙「デイリー・メール」はユナイテッドの提示額がトットナムの要求に及ばないとしている。
ユナイテッドは今夏の移籍市場終盤にイングランド代表DFハリー・マグワイアの獲得を決めるなど活発な動きを見せている。イングランドでは現地時間8日午後5時にマーケットは閉まるが、オレ・グンナー・スールシャール監督率いる“赤い悪魔”はこのタイミングでエリクセンの獲得を検討していると報じられていた。
だが、トットナムがエリクセン放出に要求する金額はマグワイアと同等の8000万ポンド(約103億円)と非常に高額だ。これは獲得を狙っているクラブが提示した条件よりも2000万ポンド(約26億円)以上も上回る金額だという。ユナイテッドがエリクセンを獲得するためには、フランス代表MFポール・ポグバら高額の売却益を見込める選手の放出も必要になりそうだ。
移籍の噂が絶えないエリクセンはレアル・マドリードへの移籍を希望していると伝えられている一方で、レアルのジネディーヌ・ジダン監督にとってはポグバがトップターゲットだという複雑な状況だ。2人のMFを巡る去就問題に3クラブの思惑が絡まり合っている。
いずれにしても、エリクセンのユナイテッド行きの可能性は白紙となった可能性は高い。幾多のドラマが生まれたデッドラインデーで、今年は一体何が起こるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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