鎌田大地は「最もポジティブなサプライズ」 フランクフルト監督が称賛「大きく飛躍した」
攻撃陣再編のなか、「大きな役割を果たし得る」と独メディア指摘
フランクフルトの日本代表MF鎌田大地はセリエA移籍が報じられてきたが、クラブ内での評価が急速に高まりつつあるようだ。アディ・ヒュッター監督は鎌田について「最もポジティブなサプライズだ」と評している。ドイツメディア「sport.de」が報じた。
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鎌田は昨季、ベルギー1部シント=トロイデンに期限付き移籍すると、得点能力が一気に開花。公式戦36試合16得点を記録し、3月には自身初となる日本代表も経験した。
今夏はフランクフルトに戻ってプレシーズンから準備を重ねてきた。セリエAジェノアへの移籍が報じられていたものの、フランクフルトのUEFAヨーロッパリーグ2次予選フローラ戦では第1戦、第2戦ともに出場するなど、クラブ内での存在感を着実に高めている。
記事では「ルカ・ヨビッチ(→レアル・マドリード)、セバスティアン・アレ(→ウェストハム)の移籍により、フランクフルトの前線は再編を迫られている」としたうえで、「そのなかで大きな役割を果たし得るのがダイチ・カマダだ」と伝えている。そしてヒュッター監督の鎌田に対するコメントを紹介した。
「私にとって、間違いなく最もポジティブなサプライズだ。正直言って、彼は大きく飛躍を遂げた。とてもよくやっているし、サッカー面だけではなく人間的にも成長している」
また、フランクフルトのスポーツディレクターを務めるブルーノ・ヒュブナー氏も「彼はベルギーで大きく成長し、我々に多くのものを示してくれた。次のステップに進んでくれると確信している」とヒュッター監督に同調。さらに「彼はとても優雅で、チームのためにプレーする。そしてチームに優位性をもたらしてくれる」と信頼を口にしている。
ベルギーでの“武者修行”の成果を高く評価されている鎌田。今季はフランクフルトで攻撃陣をけん引することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)