ミラン本田の出場は危険水域へ サンプドリア戦はピッチに立つことすら厳しい情勢か!?
指揮官の古巣戦で蚊帳の外
いずれにしても、本田の名前は2番目の候補までに登場していない。24日にイタリア南部のバーリで開催されたサン・ニコラ杯には帯同したものの、先週末のユベントス戦で途中出場した際に負った左太もも打撲の影響で出場を見合わせた。ここまで6試合連続で途中出場が続くが、多くのパターンがチェルチとの交代出場だった。そのチェルチがベンチスタートになることで、ここまでの流れを組めば、本田の序列は、チェルチの次でウイングの3番手になる。
「マーケティング目的か?」と地元記者からも疑問の声が上がっていた終了間際の出場機会ですら、剥奪される危機に陥っている。
サンプドリアはシニシャ・ミハイロビッチ監督が昨季まで指揮を執っていたクラブであり、古巣対決となる。自然と指揮官のモチベーションも高まるだろう、その試合で結果を出せれば存在感を強くアピールするチャンスだった。だが、その機会が与えられるかどうかも微妙な情勢になっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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