鳥栖MF、豪快な“ロッベン彷彿弾”がDAZN「週間スーパーゴール」で“ベスト”認定
MFアン・ヨンウ、右サイドラインから鋭いドリブルで切れ込んで先制ゴールを奪取
サガン鳥栖の韓国人MFアン・ヨンウは、4日に行われたJ1リーグ第21節の大分トリニータ戦(2-2)で、カットインから豪快な一撃で先制点を奪った。海外メディアで「ああ、まるでロッベンだ!」と称賛されていたが、DAZNは同節の「週間スーパーゴール」でベストゴールに選出されている。
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前半はともに決定打を欠いて0-0で終えたなか、後半早々の2分にスコアが動く。大分DF三竿雄斗のキックを鳥栖MF福田晃斗がブロック。右のタッチライン間際でこぼれ球を拾ったのが、今季で鳥栖在籍3年目を迎えている27歳の韓国人MFアン・ヨンウだ。
そのまま右サイドのライン際でボールを持ち運んだアン・ヨンウは中央へ方向転換。利き足の左で細かくタッチしながらカットインした一方、大分側も一斉に帰陣してブロックを形成し、アン・ヨンウの前に3人が立ちはだかった。しかし、韓国人MFはペナルティーエリア手前まで侵入すると、思い切りよく左足を一閃。絶妙なカーブをかけた一撃に相手GK高木駿の反応も間に合わず、圧巻のシュートをゴール左隅に叩き込んだ。
欧州メディア「Omnisport」は「ああ、まるでロッベンだ!」と見出しを打ち、昨季限りでバイエルンを退団し、現役引退を発表した元オランダ代表MFアリエン・ロッベンが十八番としていた、右サイドからカットインして左足で放つ一撃と比較。「アリエンは、これを何度も何度も決めた。そして、その原型は素晴らしい形で模倣されている。アン・ヨンウがアリエン・ロッベンの動きでゴールを決めた」と絶賛していた。
DAZNも公式ツイッターで、J1第21節の「週間スーパーゴール」を独自選出。ガンバ大阪の元日本代表MF倉田秋、湘南ベルマーレDF坂圭祐、名古屋グランパスFW前田直輝、浦和レッズMF関根貴大、大分DF岩田智輝が名を連ねるなか、アン・ヨンウの一撃が「ベストゴール」に輝いた。