ザルツブルク南野&奥川、開幕2戦連続アベック弾に現地注目 「日本人フェスティバル」

(左から)ザルツブルクMF奥川雅也、FW南野拓実【写真:Getty Images】
(左から)ザルツブルクMF奥川雅也、FW南野拓実【写真:Getty Images】

南野&奥川が開幕2試合連続でゴールを奪い、チームの2連勝を牽引

 オーストリア1部ザルツブルクの日本代表MF南野拓実とMF奥川雅也は、現地時間4日のリーグ第2節SVマッタースブルク戦で2試合連続の“アベックゴール”を決め、開幕2連勝に貢献した。海外メディアも王者を牽引する日本人コンビに注目し、「日本人フェスティバル」と報じている。

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 南野と奥川のゴールで開幕節のSKラピード・ウィーン戦に2-0と勝利したザルツブルクは、4日の第2節でマッタースブルクと対戦。前半8分、敵陣左サイドでパスを受けた南野は、マーカーをかわしてドリブルで攻め込むと、ペナルティーアーク左から右足を振り抜く。強烈な一撃はゴール前でワンバウンドし、狭いニアサイドを破ってネットに突き刺さった。

 南野のゴールで勢いづいたザルツブルクは、その3分後にMF奥川も続く。南野を起点に、オーストリア人DFパトリック・ファルカスが右サイドからクロスを供給。これに奥川が巧みな動き出しで飛び込み、鮮やかなヘディングシュートでネットを揺らした。前半37分にPK、後半5分にもザンビア代表FWパトソン・ダカが追加点を奪い、4-1で快勝している。

 南野と奥川は、開幕戦に続いて2試合連続で“日本人アベック弾”。南野は7月19日のオーストリアカップ1回戦・パルンドルフ戦(7-1)でもゴールを挙げており、公式戦3試合連続ゴール中と好調をキープしている。衛星放送「スカイ・スポーツ」オーストリア版は、「南野&奥川:ザルツブルクのための日本人フェスティバル」と見出しを打ち、「南野拓実の力強いパフォーマンスはすでに明らかになっているが、奥川雅也の出来は大きなサプライズだ」と特集を組んでいる。

 記事では、「4-2-2-2システムは僕に合っていて、レギュラーだという事実は自信を与えてくれる。今季、自分がやれるということを見せたい」という南野のコメントを紹介。4-4-2の右サイドで先発を任されていることに、大きな手ごたえを感じているようだ。

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