ポグバはマンUで「愛を感じていない」? 元同僚証言「ユベントスでは心から…」
現役引退のエブラ氏、「良いプレーをしているのなら、そこに注目すべき」と求める
元フランス代表DFパトリス・エブラ氏は7月29日、38歳での現役引退を発表した。元マンチェスター・ユナイテッドのエブラ氏は、かつてチームメートでもあった古巣のフランス代表MFポール・ポグバに言及。ユナイテッドでのポグバはクラブからの愛を感じられていないと語っている。英紙「デイリー・メール」が報じた。
ポグバはレアル・マドリードへの移籍を希望していると言われ、その報道は過熱している。これまでもポグバの移籍については再三にわたり報じられてきたが、同選手が来日の際に「“新たなチャレンジ”を求めている」という自身の願望を公にしてからはなおさら、今夏での退団の憶測が後を絶たない。
現在、ポグバはユナイテッドに合流して、プレシーズンツアーに帯同している。しかし、同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏は「全員がポグバの希望を知っている」と、ユナイテッドのチームメート全員がポグバの退団希望を知っていることを「talkSPORT」に明かしていた。
現役時代にユナイテッド、そして、ユベントスでもポグバとチームメートだったエブラ氏は両クラブでの“違い”に言及。ポグバの去就については「どうなるのか分からない」としながらも、クラブからより暖かい扱いを受ければポグバの不満もなくなるのではないかと話している。
「彼がユベントスでは心から愛を感じていたことを知っている。しかし、マンチェスターでは彼は愛を感じていない。“選手”とはどういうものなのかを、我々は忘れがちだ。選手とはピッチでのパフォーマンスが大事。だから、もし良いプレーをしていないのならばどんな扱いを受けても仕方ないが、良いプレーをしているのなら、そこに注目すべきだ」
そして、「良い車や良い家を買うと、ヘイトや嫉妬を生み出すので、試合でのプレーを向上させて、そのようなものが自分に悪影響を与えないようにしなければならない。だから私はポールにこう言ったんだ。『好きなことをしてもいいが、もしそれが自分のプレーに影響を与えるようならば、やめろ。苦しもうとしなくていい。とにかくやめるんだ』とね」と続けた。
ピッチ外での言動で注目を集めがちなポグバだが、エブラ氏は選手のプレーに注目するように求めると同時に、ポグバ自身にもプレーに集中するようにアドバイスを送ったという。渦中のポグバは今夏、どのような決断を下すのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)