闘将シメオネ、好きな選手のタイプは「反抗的な選手」 VARについての個人的見解は?
シメオネ監督は「対処が難しい選手が好き」と監督としての特異性を示す
アトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は、闘将として知られる。母国アルゼンチンの日刊紙「ラ・ナシオン」のインタビューで、“好きな選手のタイプ”などについて自身の見解を示した内容をスペイン紙「AS」が伝えている。
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シメオネ監督が就任した2011年以降、アトレチコはレアル・マドリードやバルセロナと肩を並べる強豪に変貌を遂げた。今オフにはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(→バルセロナ)らがクラブを去ったが、新たにポルトガル代表の新星FWジョアン・フェリックスを歴代4位の移籍金1億2600万ユーロ(約153億円)を投じて獲得するなど、ターニングポイントを迎えようとしている。
そんななか、アルゼンチン紙「ラ・ナシオン」のインタビューに応じたシメオネ監督は、自身の好きな選手のタイプを「反抗的な選手」と表現。その理由を明らかにしている。
「最も対処が難しい選手が好きだ。なぜなら、彼らが生活のなかで成長できるようにするために考え方を変えるのが難しいからだ。ピッチの外では、生活のなかで見せるものとまったく同じように振る舞う。わがままな選手と心が広い選手は、ピッチの中と外が同じなんだよ」
一方で、現在多くの議論を呼んでいるVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)についても、個人の見解を明かしている。
「VARは役に立つか? イエスだ。それはビッグクラブとスモールクラブのどちらに影響があるのか? それはビッグクラブを差別するだろう。以前なら、敵チームがレアルやバルセロナ、またはアトレチコのホームに行った時、ライバルがペナルティーエリアで倒れてもプレーは継続されていただろう。ただ、今は審判がそれを見直すことを強いられている」
「反抗的な選手」が好きだというシメオネ監督。“狂犬”とも呼ばれるスペイン代表FWジエゴ・コスタらを上手くコントロールできる所以は、こういうところにあるのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)