レアル久保、仏代表DF翻弄&GK釘付け弾に現地紙が再注目 「カメラマンでさえも…」
モドリッチのパスを受けると、実力者ヴァランを振り切って左足の強烈なミドル炸裂
レアル・マドリードの日本代表MF久保建英は、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)、アウディカップ後もトップチームに帯同し、世界的スターたちとともに汗を流している。現地時間7日に行われるザルツブルク(オーストリア)との親善試合のメンバー入りも期待されるなか、スペインメディアは18歳のレフティーが練習で見せた華麗なドリブル&シュートに再注目。「カメラマンでさえも弾き出された」と切れ味鋭いテクニックを称えている。
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今夏、コパ・アメリカ(南米選手権)参戦中にFC東京からレアルへの移籍が決まった久保は、北米ツアーからアウディカップまでトップチームに帯同。7月30日のアウディカップ準決勝トットナム戦(0-1)では後半35分から出場し、シュート3本を放つなど積極的な姿勢を示した。続く31日のフェネルバフチェ戦でも後半から途中出場し、相手3人を翻弄する圧巻スキルからクロアチア代表MFルカ・モドリッチのシュートを演出。自らも惜しいシュートを放つなど、ジネディーヌ・ジダン監督に猛アピールした。
フェネルバフチェ戦後にはジネディーヌ・ジダンが久保の今後に言及し、トップチームの練習に参加しながら、レアルB(カスティージャ/3部)で試合に出場していくというプランを明言。アウディカップが終了してマドリードに戻ったチームは、現地時間7日に行われるプレシーズンマッチのザルツブルク戦に向けて準備を進めているが、クラブ公式ツイッター日本語版が「クボゴーーール!!!」と綴り、練習映像をアップしていた。
7対7のミニゲームでクロアチア代表MFモドリッチから縦パスを受けた久保は、カットインでフランス代表DFラファエル・ヴァランをかわして左足を一閃。GKがまったく反応できない鋭いグラウンダーの一撃がゴール右下隅に突き刺さった。クラブ公開の動画では、久保が縦にドリブルすると思ったのか一度フレームアウト。慌てて右側に戻り、なんとかシュートを収めた形となっていた。海外メディアはこの点に再び注目している。