ペップ&クロップ、名将の微笑ましき“じゃれ合い”に英脚光 「史上最高のライバル関係」
昨季白熱の優勝争いを演じたシティとリバプールが激突した一戦はシティに軍配
マンチェスター・シティとリバプールは現地時間4日、コミュニティーシールドで対戦。1-1でPK戦に突入し、5-4でシティが勝利を収めた。昨季白熱のリーグ優勝争いを演じた2チームの激突となったが、試合終了のホイッスルが鳴り響いた瞬間、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督とリバプールのユルゲン・クロップ監督の“じゃれ合い”に脚光が当たっている。
シティは昨季勝ち点を「98」まで伸ばし、リバプールは「97」まで追撃。文字通り“2強”として前例にない優勝争いを展開した。リバプールはシーズンを通してわずか1敗だったが、その1敗を与えたのがシティであり、両チーム合わせて勝ち点「195」と、歴代最高のライバル関係の構図が明確となったシーズンだった。
そして今夏、新シーズンがスタートする前に、プレミア連覇中のシティとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制覇した昨季リーグ戦2位のリバプールが早速激突。試合は前半12分にイングランド代表FWラヒーム・スターリングが幸先良く先制点を奪うと、勢いに乗ったシティが立て続けにビッグチャンスを生み出し、圧倒する時間が続いた。
しかし、後半に入ると立場は一転し、リバプールに押し込まれる展開。後半32分に元カメルーン代表DFジョエル・マティプに同点弾を許すことになった。その後も怒涛の攻撃でゴールを脅かされるも、耐え抜いて90分間を終えた。そのままPK戦に突入し、5人全員が成功したシティが2年連続となるコミュニティーシールド制覇を果たした。