レアル久保、エスパニョールで“三本の矢”を形成? レンタル移籍の可能性を現地誌報道
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アジア市場も見据えるエスパニョール、中国代表FWウー・レイとの共演を目論む?
レアル・マドリードの日本代表MF久保建英は、プレシーズンに見せた小気味良いプレーぶりで、シーズン開幕後もトップチームでのプレーが継続されるのか、現地スペインでも注目を集めている。それとともにレンタル移籍による“武者修行先”として、レアル以外のクラブが手を上げつつあると言われるなかで、エスパニョールがアジア市場を見据えて獲得に興味を示していると、スペイン誌「ドン・バロン」が報じている。
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「エスパニョールが目論んでいる“爆発的な三本の矢”、ウー・レイ、クボ、そしてコーヒーの国の名手」とのタイトルで報じられている記事では、昨シーズン途中に加入し、主力へと一気に定着した中国代表FWウー・レイとともに前線の候補として挙げられているのが、久保とコロンビア代表FWロヘル・マルティネス(クラブ・アメリカ)である。
同紙はロヘル・マルティネスについて「コパ・アメリカで素晴らしいプレーぶりを示した」と評する一方で、久保とウー・レイとの“アジア人コンビ”結成にこのような期待を寄せている。
「ウー・レイは、日本最大の期待の選手であるアジア人選手のクボとともにプレーする可能性がある。レアル・マドリード所属の中盤の選手はエスパニョールから期限付きの形でオファーされている。ジダン監督は白いユニフォームで彼を線状に投げ込む前に、別のスペインの1部チームで経験値を積ませることに同意する可能性がある」
エスパニョールには現在、レアル所属のスペイン代表MFマルコ・アセンシオが飛躍の足がかりとして所属した経緯がある。久保もアセンシオと同じルートで成長させるというのも一つの手段で、なおかつエスパニョール側としてはウー・レイとともにアジア市場開拓の大きな手立てになりえる。
ラウール・ゴンザレス監督率いるカスティージャも含めれば、久保はまさに引く手あまたの状態になっている。クラブはどんな判断を下し、日本の至宝の将来を決めていくのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)