ギグスが選ぶマンU歴代最強イレブン 「赤い悪魔を勝利に導いた、リーダーたちだ」

カリスマ2トップ

 
FUSSBALL: CHAMPIONS LEAGUE/DORTMUND

 そして2トップの一角には元フランス代表の天才エリック・カントナを選んだ。在籍期間は5年と短かったが、25年ぶりのリーグ優勝をもたらすなど、才能の輝きはすさまじかった。

「彼は私が若手だったころに、このチームに入ってきた。私のキャリアにものすごく影響を与えてくれた。すごくいい関係を築いたし、彼は5年間でオールド・トラッフォードを離れてしまった。信じられない才能で試合でも練習でも見ていて楽しかった」

 そのカントナの相棒には、唯一のマンUの現役選手を選んだ。FWウェイン・ルーニーだ。チームとイングランド代表でも主将を務めるストライカーは毎年、安定した結果を収めている。そのキャリアにギグスも脱帽だ。

「彼は全てを持っている。国とユナイテッドのキャプテンも務めている。あんなに若くしてキャリアを始めたのに、ずっと一貫して結果を残している」

 ギグスはマンU歴代のベストイレブンに、常に満場一致で選出されるほど圧倒的な活躍を長年続けてきた。だが、ギグシー抜きのベストイレブンも、現在のプレミアを席巻できるほどの絶対的なオーラを漂わせている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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