不振のルーニーをマンU伝説の闘将が一喝「自分自身を見つめ直すべき」

CLで2位転落 低調な古巣を束ねる現主将にキーン氏が苦言

 元マンチェスター・ユナイテッドの元主将ロイ・キーン氏が吠えた。0-0のスコアレスドローに終わった25日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節のPSV戦後、闘将は現主将FWウェイン・ルーニーについて「心身共にベストから程遠い状態」であると指摘。「キャプテンとしてもっとやるべきことがある」と厳しく言い放った。英地元紙「ミラー」が報じている。

 ユナイテッドは勝てばグループB首位をキープできたホームでのPSV戦で、無得点のまま90分の戦いを終えた。同日のゲームでCSKAモスクワを下したヴォルフスブルクが勝ち点9で首位に立ち、以下同8のユナイテッド、同7PSVと続き、同4のCSKAモスクワのみの敗退が決定した。

 かつてユナイテッドでキャプテンマークを巻いた闘将は、無得点ドローに終わるなど低調なパフォーマンスに終始したことで、批判の矛先をチームをけん引すべき存在の現主将ルーニーに向けた。

「メンタル的にいい状態にない。フィジカル的にもいい状態からは程遠い。彼(ルーニー)は自分自身をよく見つめ直す必要がある」

 キーン氏の指摘にもあるように、今季のルーニーは開幕からゴール数が伸びず、たびたび批判の対象となっている。8月26日のCLプレーオフ第2戦、クラブ・ブルージュ戦でハットトリックを決めたが、それからというもの、リーグ戦では11試合2得点、CLでも4試合で1得点に止まっている。キーン氏もルーニーのこれまでの功績を称えながらも、現在の低調ぶりに目を瞑るわけにはいかなかったようだ。

 

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