C・ロナウドが貫禄の2ゴール レアル首位通過も終盤に3失点と守備崩壊

 

CL通算84ゴールまで記録を伸ばす

 スペインの雄・レアル・マドリードは25日、UEFAチャンピオンズリーグのグループA第5節でウクライナのシャフタール・ドネツクと敵地で対戦。後半25分までに4点のリードを奪う余裕の展開から、最後は1点差に詰め寄られる状況に陥ったが、エースのFWクリスティアーノ・ロナウドが2得点の活躍で4−3の勝利。グループ首位での16強入りを確定させた。

 序盤からレアルはシャフタールを圧倒。前半18分、クロアチア代表MFモドリッチが右足のアウトサイドで送った絶妙のスルーパスに、FWベイルが反応して抜け出し、最後はロナウドへラストパス。ポルトガル代表FWはこれを無人のゴールへ頭で押し込み、幸先良く先制に成功した。

 さらに後半5分、今度はMFカゼミーロのロングパスから右サイドへ抜け出したロナウドが切り返し、中央のモドリッチへ。先制点の起点となったクロアチア人司令塔は、これをダイレクトで合わせてネットを揺らす。さらにその2分後にはロナウドからパスを受けた右サイドのDFカルバハルが、中央へカットインし、左足でミドルシュートを沈めた。

 後半25分にはベイルが左サイドをドリブルで独走し、中央で待つロナウドへクロス。ロナウドのシュートは一度ブロックされたものの、こぼれ球をしっかりと蹴り込んでこの日2得点目、そしてCL通算84点目となるゴールでウクライナの強豪を突き放した。ゴール後には、一部で不仲も囁かれるなど、その関係性を疑問視する声もあるベイルと抱き合ってゴールの喜びを表現した。

 

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