クラシコ惨敗は「人間性の問題」 イタリアの元悪童がベニテス監督を痛烈に批判
「奴と仕事をするとロクな思いをしない」
「土曜日にスペインのクラシコを見たよ。クリスティアーノ・ロナウドや(スティーブン・)ジェラード、(ジョン・)テリー、(パオロ・)カンナバーロの気持ちが伝わってくるような気分だったね。奴と仕事をする全ての人間は、ロクな思いをしないんだ。なぜかって? それは人間性の問題だ」
インテル時代の自身の思いと重ね合わせるかのように、現在ベニテス監督との不和が報じられているロナウドに加え、過去にベニテス監督が率いたチームで冷遇された実力者たちの名前を挙げている。そして、そうした過去の歴史にはベニテス監督の人間性に問題があると断罪している。
マテラッツィ自身はイタリアで数々の伝説的な悪行を積んできた男だが、インテルのロッカールーム内ではまとめ役として一目置かれる存在だった。選手やフロントとの不和によって契約解除に至ったベニテス監督に対しては、5年近い月日が経った今でも強い恨みがあるようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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