カメラすら騙すテクニック? レアル久保、“マーカー翻弄&GK釘付け弾”にファン脱帽

レアル・マドリードのMF久保建英【写真:Yukihito Taguchi】
レアル・マドリードのMF久保建英【写真:Yukihito Taguchi】

モドリッチのパスを受けると、カメラからフレームアウトするほどの切れ味を披露

 レアル・マドリードの日本代表MF久保建英は、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)、アウディカップと途中出場で存在感を示し、引き続きトップチームに帯同している。オーストリア1部ザルツブルク(現地時間7日)、イタリア1部ローマとのフレンドリーマッチのメンバー入りも期待されるなか、練習でクロアチア代表MFルカ・モドリッチの縦パスを受けるとマーカーを振り切って左足の弾丸シュートで得点。クラブ公式ツイッター日本語版で動画を公開すると、「カメラすら騙すテクニック」などと称賛の声が上がっている。

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 今夏、コパ・アメリカ(南米選手権)参戦中にFC東京からレアルへの移籍が決まった久保は、北米ツアーからアウディカップまでトップチームに帯同。7月30日のアウディカップ準決勝トットナム戦(0-1)では後半35分から出場し、シュート3本を放つなど積極的な姿勢を示した。続く31日のフェネルバフチェ戦でも後半から途中出場し、相手3人を翻弄する圧巻スキルからクロアチア代表MFルカ・モドリッチのシュートを演出。自らも惜しいシュートを放つなど、ジネディーヌ・ジダン監督に猛アピールした。

 フェネルバフチェ戦後にはジネディーヌ・ジダンが久保の今後に言及し、トップチームの練習に参加しながら、レアルBで試合に出場していくというプランを明言。アウディカップが終了してマドリードに戻ったチームは、現地時間7日に行われるプレシーズンマッチのザルツブルク戦に向けて準備を進めているが、クラブ公式ツイッター日本語版が「クボゴーーール!!!」と綴り、最新の練習映像をアップした。

 7対7のミニゲームでクロアチア代表MFモドリッチから縦パスを受けた久保は、カットインでマーカーをかわして左足を一閃。GKがまったく反応できない鋭いグラウンダーの一撃がゴール右下隅に突き刺さった。クラブ公開の動画では、久保が縦にドリブルすると思ったのか一度フレームアウト。慌てて右側に戻り、なんとかシュートを収めた形となっており、ファンからは「カメラすら騙すテクニック」といった反応のほか、「シュートの振りがめちゃくちゃ早い。スターになるぞこれは」「トキメキが止まらん」などと興奮の声が上がっている。

 練習での勢いそのままに、次なる遠征のメンバー入りを果たして実戦でも再びアピールしたいところだ。

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