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ELの遠征メンバーから外れた香川 ドルト指揮官も「小さな魔法使い」の疲労回復を優先
ロイス、オーバメヤンもリーグ戦に向けて温存される
ドルトムントの日本代表MF香川真司が26日、ヨーロッパリーグ(EL)グループCの第5節、敵地クラスノダール戦で温存されることが決まった。チームが公式サイトで発表したもの。
トルコ航空でロシア南西部の都市クラスノダールに向かったドルトムントだが、トルコ航空機に日本人アタッカーの姿はなかった。現在ブンデスリーガ得点ランク1位のガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン、ドイツ代表MFマルコ・ロイスを含めて、「ファンタスティック4」と呼ばれる前線の攻撃ユニット3人が、29日に本拠地で行われるリーグ第14節シュツットガルト戦に向けて温存となった。
韓国代表DFパク・チュホ、故障明けのトルコ代表MFヌリ・サヒン、DFエリック・ダルムも遠征メンバーから外れている。
香川は17日のワールドカップ・アジア2次予選、アウェーでのカンボジア戦にフル出場後、中2日で迎えた敵地ハンブルガーSV戦では蓄積疲労から精彩を欠いた。強行軍のダメージにより、前半終了時に途中交代となっている。
クラスノダール戦でドルトムントは、引き分け以上の結果を収めれば1試合を残してのグループ首位突破が決まる。さほど重要度の高くない一戦で、ロイス、オーバメヤンとともに十分な回復期間をトーマス・トゥヘル監督から与えられた「小さな魔法使い」が、シュツットガルト戦で美しい魔法を炸裂させてくれるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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