レアル中井卓大、「無事マドリード着きました」 U-16で続く熾烈な競争へ「頑張ります」
SNSでスペイン到着を報告、新シーズンもレアルの下部組織カデーテAでプレー
レアル・マドリードのトップチームに帯同する日本代表MF久保建英が連日のように話題を提供するなか、レアルの下部組織カデーテA(U-16相当)で新シーズンを迎える15歳のU-15日本代表MF中井卓大が3日にSNSを更新し、スペイン到着を報告した。
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中井はレアルの下部組織カデーテA(U-16相当)に所属し、今年4月に日本で行われた16歳以下の国際親善大会「U-16キリンレモンCUP」では桐光学園戦でキャプテンマークを巻いてスタメン出場。その後、チームは決勝まで勝ち上がったが、惜しくも準優勝に終わった。
同月下旬には見事にリーグ優勝を飾り、中井も主力として大きく貢献。“ピピ”の愛称で親しまれる日本人MFがチームメートらと飛び跳ねて歓喜する様子をレアル下部組織公式ツイッターが公開し、「ピピも喜びをともにしている」と伝えていた。
今夏に日本へ一時帰国していた中井だが、新シーズンに向けてスペインへ出発。3日、自身の公式ツイッターで「無事マドリード着きました」と報告しつつ、「これからも頑張ります」と気持ちを新たにしていた。レアル公式サイトでは新シーズンに向けたカテゴリー別の選手プロフィールを紹介しており、中井は愛称の「Pipi」という名でカデーテAの一員として並んでいる。
中井にとって昇格に向けた戦いは終わらない。現在所属するカデーテAの上には、フベニールC(U-17)、フベニールB(U-18)、フベニールA(U-19)、そしてカスティージャ(Bチーム)と続く。
トップチームに帯同中の久保に注目が集まっている状況だが、中井の前にも熾烈な競争が待ち構える。レアルで研鑽を積む日本人コンビのさらなる活躍に期待が懸かる。
(FOOTBALL ZONE編集部)