G大阪FWパトリック“復帰弾”に母国メディア注目 「最高の時間を過ごした場所」
7月25日に広島からの復帰を発表 2日の神戸戦で復帰後初ゴールを決める
今夏、サンフレッチェ広島から古巣のガンバ大阪に復帰したブラジル人FWパトリックは、2日の第21節ヴィッセル神戸戦で先発出場。後半8分にいきなりの“復帰弾”をマークしたが、母国ブラジルのメディアもその活躍に注目している。
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パトリックは2014年途中にG大阪に加入すると、1年目からクラブ史上初となる三冠獲得に大きく貢献。Jリーグベストイレブンに選出される活躍を見せた。その後、17年途中に広島に移籍し、18年はリーグ2位となる20得点を記録。今季は負傷の影響もあって出番が限られていたなか、7月25日にG大阪への復帰が発表されていた。
復帰初戦となった神戸戦では、ブラジル人FWアデミウソンと2トップを組んで先発出場。チームは前半8分にMF倉田秋のゴールで先制して1-0で迎えた後半8分、パトリックが魅せる。カウンターの流れから倉田のラストパスを受けると、ドリブルでGK飯倉大樹をかわしてシュート。カバーに入ったMF山口蛍のスライディングもものともせず、ゴールネットを揺らしている。
G大阪に戻っていきなりの活躍に、母国ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「パトリックはかつて数々の栄光を手にした29番ではなく、18番を身にまとってピッチに立った」と紹介し、「パトリックは復帰1試合目から先発となり、ゴールまで決めている。見事なパスを受け、GKまでかわしてフィニッシュした」と描写している。
同メディアは「疑いの余地なく、G大阪はパトリックが日出ずる国で最高の時間を過ごした場所だ」として、今回の“復帰”が持つ意味にも言及。かつて全てを勝ち取ったクラブに帰還した31歳のストライカーに、母国ブラジルも注目しているようだ。