元英代表J・コール、アーセナルの“トップ6落ち”を予想 「調和が取れているように見えない」
かつてチェルシーなどでプレーしたコール氏は、アーセナルの希薄な守備意識を指摘
かつてチェルシーやウェストハムでプレーした元イングランド代表MFジョー・コール氏は、英ラジオ局「talk SPORT」で今季のプレミアリーグを予想。強豪アーセナルがトップ6から外れる可能性があると考えていることを明かした。
ウェストハムの下部組織で育ち、トップチームに昇格してプロキャリアをスタートしたコール氏は、その後チェルシーやリバプールでプレー。最後は北米サッカーリーグ(アメリカ2部)のタンパベイ・ローディーズで2年間プレーし、2018年に現役を引退した。
今季のプレミアリーグを予想する番組に出演したコール氏は、トットナムが優勝する可能性があると予想。一方で、同じくノースロンドンに本拠地を置くアーセナルについては、厳しいシーズンを送るだろうと見解を述べている。
「(トップ6に)どこかのチームが入ってくることを実際に見ることはできていない。だけど、そこからアーセナルが脱落するのを見ることができるだろう。なぜならクラブの周囲を見ても調和が取れているようには見えないからね」
今夏の移籍市場でレアル・マドリードからスペイン代表MFダニ・セバージョスを期限付き移籍で獲得したアーセナルだが、コール氏から見れば戦力は不十分だと感じているようだ。
「これは新しいことではない。過去10年間、アーセナルについてこの椅子に座って話していた人の誰もが同じことを言っていたことだろう。もし彼らがトップ6から外れたならば、クラブで実施されている方針のせいだろう。彼らは10年間、おそらく15年間かな。守備を強化し、正しい意識を身につけようと叫び続けているんだよ」
攻撃的なサッカーを標榜するアーセナルだが、守備の課題は何年も指摘されてきた。それらが改善されない状況が、コール氏がトップ6から外れる可能性があると予想する要因のようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)