バルサ英雄DFプジョル、宿敵レアルからのオファー告白 “禁断の移籍”を断った理由は?
04-05シーズンにはレアルがプジョルとロナウジーニョの獲得を望んでいた事実が判明
現役時代、バルセロナで圧倒的なリーダーシップで“偉大なるカピタン”と言われた元スペイン代表DFカルレス・プジョル氏は、過去に2度、ライバルチームであるレアル・マドリードからオファーを受けていたという。そのうえで、どちらも断っていたことを明らかにした。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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プジョル氏は、1995年にバルセロナの下部組織であるラ・マシアに加入。FWから守備的MFに転向し、その後サイドバックを務めるようになった。99年にトップチームデビューを飾ると、2014年に現役引退するまでバルセロナ一筋で身を捧げた。
そんなプジョル氏は、カタルーニャ放送協会の主要チャンネル「TV3」で過去にライバルだったレアルからオファーがあったことを告白。01-02シーズンと04-05シーズンの2度にわたってコンタクトがあり、特に2度目のオファーに関しては「レアルは新しい監督として(ホセ・アントニオ・)カマーチョ監督を就任させ、彼は私と(元ブラジル代表MF)ロナウジーニョを望んでいた」と当時の状況を明かした。
そのうえで、プジョル氏は“禁断の移籍”を断った思いを振り返っている。
「彼らは、これらの二つのタイミングで私と契約をしようとトライしてきた。だけど、私は世界で最高のクラブにいたし、そしてそこでタイトルを獲りたかったんだよ。だから私はバルセロナに留まったんだ」
結果として自身のプロキャリアすべてをバルセロナに捧げたプジョル氏。今もなおバルセロナのレジェンドとして名を馳せる存在となった男にとって、レアルからのオファーはバルセロナを離れるほどのものではなかったようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)