吉田麻也がFIFA公式サイトで代表やCB論について激白 「僕たちは今、正しい道を歩んでいる」
日本代表のこの1年半は「全ての人にとって残念な結果」
日本代表DFとして中心的な存在となっている吉田麻也(サウサンプトン)が、FIFA公式サイトのインタビューに応じている。昨年のブラジル・ワールドカップとアジアカップでの成績を「全ての人にとって残念な結果」と振り返りつつ、バヒド・ハリルホジッチ監督による日本代表の現状や、センターバックやGKなどのポジションで日本人選手がヨーロッパでプレーすることの重要性を話している。
昨年のワールドカップではグループリーグで未勝利に終わり、アジアカップでは準々決勝で敗退と、この1年半の間の日本代表には厳しい成績が続いている。アルベルト・ザッケローニ監督の後を受けたハビエル・アギーレ監督は、スペインでの八百長疑惑というピッチ外の問題により約半年で解任された。
「ワールドカップとアジアカップは全ての人にとって残念な結果でした。僕が考えるには、日本はその結果から復活しようとしている過程にあると思います。僕たちは今、新しい監督と新しいスタイルのサッカーをスタートさせています。そして、このチャレンジは全ての人にとって正しい道であると受け取られていると思っています。監督が代われば、多くのことが変化しますし、簡単なことではありません。ただし、僕たちが何をすべきかはクリアになっています」
吉田はこう語り、ハリル監督と共に新たなスタートを切っている日本代表は復活の過程にあるという考えを示した。ピッチ外でもハードトレーニングと長時間のミーティングなど多くの変化が表れているが、それをチャレンジとして好意的に捉えている。