帰ってきた”世界最高のエース”メッシ 復活の2ゴールに「もどかしかった」

負傷明けから初の先発フル出場

 バルセロナのFWリオネル・メッシは、先発復帰を果たした24日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループE第5節のローマ戦後、「ピッチに戻りたくて、もどかしかった」と、出場を待ち焦がれていたことを明かした。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 バルセロナはこのローマ戦に6-1と圧勝。勝ち点を13に伸ばし、1試合を残してグループ首位での決勝トーナメント進出を決めた。

 この日、負傷明け後初めての先発フル出場を果たしたメッシ。9月26日のリーグ第6節ラス・パルマス戦で負傷交代して戦列を離れ、11月21日のレアル・マドリードとのクラシコに途中出場し、復帰を果たしたとはいえ、まだコンディションや試合勘には不安を残していた。そうした中で、CLの舞台でいきなりの2ゴールを奪取。エースがしっかりと貫禄を示し、チームの大勝に貢献している。

「怪我が少し長引いてしまったね。ピッチに戻りたくて、もどかしい日々を過ごしたよ。外側からチームを見ているのも楽しい時間だったんだけどね」

 それでもメッシは、「調子は少しずつ良くなっているが今はプレー時間を増やし、自信とフィジカルを取り戻していくことが大事」と、コンディションをこれから徐々に向上させていく慎重な姿勢を崩さなかった。頼れるエースが帰ってきたことで、絶好調のバルセロナはさらに勢いに乗っていくことになりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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