C・ロナウド騒動、国際問題に飛び火? 韓国反応「反日感情に油」「韓日関係に影響か」
中国紙の報道を受けて韓国メディアが指摘「ロナウド欠場は国際問題に飛び火している」
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、7月26日に韓国で行われたKリーグ選抜との一戦で欠場したことに端を発して騒動が拡大している。韓国のソウル警視庁も調査に乗り出しているなか、香港紙の記事を受けて韓国メディアが反応し、「反日感情に油」「韓日関係に影響か」と伝えている。
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アジアツアーを実施したユベントスは、シンガポール、中国で試合を実施したなか、最後の地として韓国を訪れ、Kリーグ選抜と対戦。主催者とユベントス間でロナウドの45分出場契約が結ばれていたとされるが、ロナウドはベンチに座ったまま出場せずに韓国ファンの溜息を誘った。
試合後、ロナウド欠場を巡って韓国メディアやファンから批判の声が上がり、韓国プロサッカー連盟がクラブへ抗議文を送り、ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長が反論するなど舌戦へと発展している。
そのなかで「反日感情に油」「ロナウド欠場騒動が韓日関係に影響を与えるか」と報じたのが韓国メディア「OSEN」だ。「ロナウドはKリーグ選抜戦を欠場。彼はこの日、45分以上出場する契約条項を履行しなかった。出場すると信じて入場券を購入したファンは集団訴訟を辞さない」と記し、さらに香港英字紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」の報道に言及している。
「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙は『最近、韓国国民は日本製品の不買運動を支持している。このような感情がロナウドとユベントスに関連する商品の不買運動に広がっている』と説明した」
中国紙の報道を受けて、韓国メディア「OSEN」は「ロナウド欠場は国際問題に飛び火している」と伝えており、「ユベントスは2020年に日本ツアーを計画している。韓国ファンたちは、『ユベントスの試合をボイコットする』『ロナウドが日本でプレーするか見守る』という反応を見せた」と締めくくった。ロナウド欠場騒動は韓国以外でも報じられるなど、その動向に注目が集まっている。