「満足していない」 DF槙野智章、チーム状況に危機感も…「チャンス」と語るワケ

浦和レッズ日本代表DF槙野智章【写真:荒川祐史】
浦和レッズ日本代表DF槙野智章【写真:荒川祐史】

監督交代に揺れた今季、「もっと数字と結果にこだわらないといけない」

 今季で浦和レッズ在籍8シーズンとなる日本代表DF槙野智章は、チームの現状について「今の状況に全く満足していない」と率直な思いを吐露した(インタビューは7月16日に実施)。

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「ただ、自分たちが大きく変われるチャンスでもある。この状況を受け止めて、後半戦に巻き返したいという思いは強い」

 今季の浦和は監督交代に揺れた。オズワルド・オリヴェイラ前監督の後任として、5月29日に大槻毅氏が監督に就任。その後リーグ戦5試合(第19節終了時点)を終えて2勝1分2敗とイーブンの成績を残していた。

 槙野は現状を“再建期間”と見ており、「まだまだやらなくちゃいけないことはたくさんある」と言及。「自分の力を最大限落とし込まないといけないし、今やっているプレーで満足していてはいけない。もっと数字と結果にこだわらないといけない」と危機感を募らせる。

 そのなかで「昨夏の(ロシア・)ワールドカップ後、新しい目標を掲げてやっている」と明かす槙野。その一つが走力の向上であり、「そのためにも走りのトレーニングをしていて、様々なチャレンジをしている」と語り、スパイクも徹底的に追求しているという。

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