遠藤保仁、日本人選手で前人未到の公式戦1000試合出場を達成 神戸戦で途中出場
G大阪の39歳が偉業達成 FWラウールやMFシャビらしか成し得ていない大記録
ガンバ大阪の元日本代表MF遠藤保仁が公式戦通算1000試合出場の大記録を達成した。2日のJ1リーグ第21節ヴィッセル神戸戦の後半19分、FWパトリックと交代で途中出場。1998年に鹿児島実業高から横浜フリューゲルスへ入団し、プロデビュー22年目の遠藤は、神戸戦でJ1リーグ621試合目の出場。これまで積み上げたJ2やリーグカップ戦、天皇杯、AFCチャンピオンズリーグ、日本代表戦などすべての公式戦を含めると節目の1000試合目の出場となった。
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この大記録は日本人選手では前人未到。J1リーグ最多出場記録(631試合)を持ち、昨季現役を引退したGK楢﨑正剛氏(元名古屋グランパス)でも公式戦878試合出場だった。世界的に見ても、元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)や、元スペイン代表GKイケル・カシージャス(ポルト)、レアル・マドリード・カスティージャで指揮を執る元スペイン代表FWラウール・ゴンザレス、アル・サッドを率いる元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスら名だたるレジェンドしか成し得ていない大記録だ。
スペインの強豪バルセロナの主軸として長年活躍した神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの前で、日本のレジェンドが偉業を成し遂げた。
◆遠藤の公式戦出場試合数(G大阪調べ)
J1リーグ:621試合(歴代2位)
J2リーグ:33試合
Jリーグ・チャンピオンシップ:3試合
リーグカップ:72試合
天皇杯:48試合
富士ゼロックススーパーカップ:6試合
クラブワールドカップ:3試合
AFCチャンピオンズリーグ:58試合
スルガ銀行チャンピオンシップ:1試合
A3チャンピオンズカップ:3試合
日本代表戦:152試合(歴代1位)