敵地での直接対決　楽な条件ではないが…

　FWチェンバレン、ウォルコット、ウェルベック、MFウィルシャーというイングランド代表カルテットに加え、MFコクラン、ロシツキー、アルテタと故障者が続出するアーセナルは危機的状況を迎えているが、名将は自力突破の可能性復活に気合を入れ直していた。

　これでグループFは勝ち点12の首位バイエルンの突破が決定。2位のオリンピアコスは勝ち点9、3位のアーセナルが勝ち点6となっている。アーセナルはホームでの第2節オリンピアコス戦に2-3と敗れている。得失点差では上回っているアーセナルは、敵地での最終戦を「2点差以上で勝利」するか、「3得点以上した上での1点差勝利」によって勝ち点9でオリンピアコスに並ぶことができれば、16シーズン連続となる決勝T進出が決まる。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images