柴崎岳ら“鹿島組”に「背番号22」の系譜… 新天地で内田篤人が着けた番号受け継ぐ
柴崎岳、安部裕葵、安西幸輝の鹿島出身3人が新天地で「22番」を背負う
今夏、新天地に活躍の場を移した3人にある“共通点”が見つかった。スペイン2部デポルティボ・ラ・コルーニャに加入した日本代表MF柴崎岳、J1鹿島アントラーズから強豪バルセロナに移籍した日本代表MF安部裕葵、同じく鹿島からポルトガル1部ポルティモネンセへ渡った日本代表DF安西幸輝が、それぞれ新天地で背番号「22」を着けた。“鹿島組”にとっては出世番号とも言える22番を背負って、新たな挑戦が始まっている。
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今夏、デポルティボ入りした柴崎は7月31日、テネリフェとのプレシーズンマッチに臨んだ。背番号「22」を着けてボランチで先発し、欧州1年目に在籍した古巣と対戦。デポルティボの入団会見では背番号が発表されていなかったが、実戦では2試合連続で22番の着用となった。
柴崎の“後輩”で今夏にバルセロナへ移籍した安部も同日、プレシーズンマッチに出場。バルサBの一員としてサンフェリウエン戦に後半22分から出場し、新天地デビューを飾った。安部も22番を付けて、ピッチに立ち、3人翻弄ドリブルを見せるなどアピールに成功した。
ポルティモネンセに完全移籍した安西は新背番号が決定。入団会見では、22番を選んだ理由を「(内田)篤人くんが海外に初めて行った時も22番だったのでそれにしました」と元日本代表DF内田篤人(鹿島)が海外挑戦時に着けていたからだと明かしていた。
柴崎と安部は正式に発表されていないが、偶然にも鹿島出身で今夏に新たな挑戦を始める3人が同じ「22」番。安西が話したように、背番号22は先輩の内田が2010年夏、鹿島からドイツ1部シャルケへ移籍した時につけた番号だ。7年半在籍したシャルケで主力に定着し、UEFAチャンピオンズリーグでは日本人として初めてベスト4入りを達成。日本代表としても2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)、14年ブラジルW杯の2大会連続出場を遂げた大先輩が背負った22番は“出世番号”とも言える。
17年に瀬戸内高からプロ入りした安部、18年に内田と“同期入団”した安西は、鹿島で内田から直接助言を受けてきた。11年に鹿島へ加入した柴崎は同時期に在籍していないが、偉大な先輩であることに変わりはない。“22番の系譜”を受け継いだ鹿島出身の3人。新天地ではどんな飛躍を遂げるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)