ミラン本田に正式オファーなし 「来夏まで留まる」と伊メディアが報じる
欧州クラブからコンタクトはあるが、オファーには発展せず
1月の移籍市場での去就が注目されるACミラン所属の日本代表FW本田圭佑だが、現状で正式なオファーが届いていないとミラン専門のニュースサイト「milannews.it」が報じている。
現在の本田は、ミランで満足のいく状況にあるとはいえない。シーズン序盤に4-3-1-2システムのトップ下でレギュラー争いをしながらスタメン出場もしていたが、チームのシステム変更もあり、ここ8試合ベンチスタートが続く。イタリアメディアから「パンキナーロ(ベンチ要員)」という不名誉な称号を与えられる厳しい状態にある。
そうした中で、1月の移籍市場での動きが注目されている。10月4日のナポリ戦後に発した「選手に責任があると考えているのがナンセンス」、「クラブはストラクチャー(構造)から見直すべき」と、シニシャ・ミハイロビッチ監督やクラブ首脳を批判したと捉えられた発言以来、現地では本田のミランでのキャリアは終焉に近づいたと考えられている。
同記事によれば、ヨーロッパのクラブから情報を求める要求は届いているものの、正式なオファーは届いていないとされている。ここ数日間でプレミアリーグのウェストハムから強い興味と獲得への意向が報じられたが、それもオファーという形には発展していないとしている。
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