独メディアに今季の不振を糾弾される香川の同僚DF 自身のツイッターで反撃に出る
人格者フンメルスが批判に対して反撃
ドルトムントの主将でドイツ代表DFマッツ・フンメルスが、11月20日のハンブルガーSV戦でオウンゴールを献上するなど守備面での不安定さから地元メディアから批判を浴びているが、自身のツイッターで反撃に出ている。
「今、チームはいい時なのに、完全に行き過ぎた批判が存在する。信じられないほど忍耐しなければいけないことがある。事実からあまりに乖離している」
日本代表MF香川真司の同僚で、人格者としても有名なストッパーはこうメッセージを送っている。地元メディアは好調なドルトムント攻撃陣の陰で凡ミスによる失点が散見される守備陣の要に懐疑的な視線を送っている。地元紙「ルール・ナハリヒテン」は「マッツ・フンメルスの謎めいた数週間」との見出しで特集し、ビルト紙も「彼に何が起きたのか?」とドイツ代表DFの異変にクローズアップしている。
ハンブルガーSV戦はフンメルスにとって、ドイツ代表として同時多発テロの標的となったフランス戦、テロ予告で中止となったオランダ戦に参加し、精神的なストレスや痛みを抱えたまま臨んだ一戦だった。アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドなど強豪が獲得に乗り出した主将のよもやの不調は、ドルトムントにとって懸案事項となっている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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