「C・ロナウドのようになりたい」 ポルトガルの“153億円FW”、英雄への憧れを告白
アトレチコの19歳FWフェリックス バロンドール5度受賞は「選手なら誰もが夢見ることだ」
今夏アトレチコ・マドリードに加入した19歳のポルトガル代表FWジョアン・フェリックスは、母国の英雄であるFWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)の“後継者”と目されるタレントだ。米スポーツ専門局「ESPN」の独占インタビューに応じた若き才能は、夢はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのような選手になることだと語っている。
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19歳のフェリックスは2018年8月にベンフィカでトップチームデビューを飾ったばかりだが、ポルトガル1部リーグで26試合15得点といきなりの大ブレークを見せ、今夏1億2600万ユーロ(約153億円)という歴代3位の高額移籍金でアトレチコに加入することが決まった。
新天地での飛躍に期待が集まるなか、現地時間26日のインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のレアル・マドリード戦に先発出場すると、自身初の“マドリード・ダービー”で極上の輝きを放った。
開始わずか40秒でスペイン代表FWジエゴ・コスタのゴールをアシストすると、前半8分には左サイドからのクロスに飛び込み、ブラジル代表DFマルセロを出し抜いてゴール。さらに前半終了間際には鋭い抜け出しから相手DFを翻弄し、コスタのPK奪取の起点となった。後半に入っても勢いは止まらず、同6分にスルーパスからコスタの4点目をアシスト。大量7得点の立役者の1人となった。
そんなフェリックスは「ESPN」のインタビューで、「クリスティアーノ・ロナウドはバロンドールを5回も受賞した。選手なら誰もが夢見ることだ。間違いなく、クリスティアーノのようになりたいね」と、目標はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)と並んで世界最高の選手と称されるロナウドだと明かした。
世界的スターへの階段を上り始めたフェリックス。果たしてロナウドのように、母国ポルトガルの英雄になることはできるのだろうか。今後の活躍に期待したい。