ミランが次節で4-4-2へ布陣変更? 1年以上不発が続く本田はますます苦境に

FWアドリアーノの次節先発復帰が濃厚

 日本代表FW本田圭佑の所属するACミランは、28日の本拠地サンプドリア戦で4-4-2システムに変更する可能性が高まっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 ミランは24日にインテル、セリエBバーリとの三つ巴の親善試合サン・ニコラ杯を戦う。変則三つ巴戦には25選手が招集されているが、前節のスタメンは16歳の守護神ジャンルイジ・ドンナルンマのみ。定位置を失ったブラジル代表FWルイス・アドリアーノはこの招集メンバーから外れているが、理由は故障などコンディションによるものではないという。

 記事では「土曜日のサンプドリア戦では、ルイス・アドリアーノを入れた4-4-2へ移行する」と分析されている。10月17日のトリノ戦から7試合連続で継続してきた4-3-3システムを4-4-2に変更する可能性が高まっているという。

 次節で先発復帰が濃厚なアドリアーノは温存となる中、本田は不慣れな左ウイングで親善試合に先発すると予想されている。もし4-4-2へのシステム変更が行われれば、本田は両サイドの攻撃的MFで出場機会をうかがうことになる。リーグ戦で1年以上ゴールから遠ざかっている背番号10は、親善試合でゴールを奪い、この状況に変化を生むことはできるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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