鎌田大地、伊ジェノアと4年契約報道から一転破談? 思わぬ余波で移籍に暗雲
フランクフルト側に状況の変化、ボアテングとの契約延長失敗で鎌田遺移籍にストップ
ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトに所属のMF鎌田大地は、イタリア・セリエAのジェノアと4年契約で合意したとされるが、その移籍に暗雲が立ち込めている。ジェノアの本拠地ジェノバの地元紙「Il Secolo XIX」は、元ガーナ代表MFケビン・プリンス・ボアテングの影響だと報じた。
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鎌田はすでにジェノアと4年契約で合意報道がされており、ジェノアのアウレリオ・アンドレアッツォーリ監督も昨季にベルギー1部シント・トロイデンで見せたプレーを高く評価し、獲得をリクエストしたとされる。
しかし、状況の変化はフランクフルト側に起こった。ボアテングとの契約延長に失敗し、セリエAのフィオレンティーナへ移籍した穴を埋めるため、フランクフルトは鎌田の移籍にストップをかけて補強を模索しているという。
記事によると「ジェノアはもう数日、待っても構わないと考えている。ただし、週をまたぐのは避けたがっている。取引が複雑になる可能性がある。鎌田の移籍が難しくなれば、他のターゲットに切り替える可能性が出てきた」と伝えている。
鎌田にとって、ボアテング放出はフランクフルトでの出場機会を考えれば追い風だと言える。その一方で、4年契約で合意しているクラブとの契約が流れることになれば、不運な出来事だと言わざるを得ない。
現在のところ、状況の変化を起こせるかどうかはフランクフルトの補強次第となっている模様だ。思わぬ形で移籍が宙に浮いている鎌田は、イタリアでのプレーをスタートすることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)